ATRACって何？

保険のAF●ACじゃないよ（笑）

ATRAC。

これも音楽圧縮技術のひとつです。

ATRAC（Adaptive TRansform Acoustic Coding)とはソニーが1992年に開発した高音質・高圧縮が特徴のサウンドファイル音声圧縮技術で、同年MD（ミニディスク）での録音技術としてはじめて導入されました。

読み方は様々ですが【えーとらっく】とか【あとらっく】と読まれています。

1999年、ATRACはインターネット音楽配信サービスである”bitmusic”に採用され、同年ATRAC3と言う圧縮技術を開発。

さらに2003年にはATRAC3plus、2005年にはATRAC Advanced Losslessが開発されました。

ATRACはCDの音楽を約1/5のサイズ、ATRAC3は約1/10のサイズ、ATRAC3plusは約１/20のサイズに圧縮を実現しており、MP3とほぼ同じ圧縮率ですが、音質はmp3よりも原音に近い音です。

基本的にはソニーのメモリースティックウォークマンや、ソニーミュージックのAtrac3PlayerやOpenMG Jukebox、2005年にリリースされたSonicstageで音楽配信用として使われておりますが、ATRACファミリーと呼ばれているこれらのファイル形式には対応しているデジタルオーディオは限られています。

現在では

• 「Yahoo! Music 」のミュージックダウンロード


• ジャストシステム「 BeatJam 」


• トヨタ自動車「G-BOOK　ALPHA」の音楽配信サービス「G-SOUND（ジーサウンド）」


• クラリオン株式会社製のカーナビゲーションシステム「ミュージックキャッチャー」


• 三洋電機株式会社のカーナビゲーションシステム「ミュージックストッカー」


• パイオニア株式会社のカーナビゲーションシステム「ミュージックサーバー」


• 富士通テン株式会社のカーナビゲーションシステム「MusicJuke」