デジタルオーディオプレーヤーって何?
/font>ここ数年、ようやくその名が一般化されてきましたが
最近になって一般的になってきたデジタルオーディオプレーヤー。
メモリカードや不揮発メモリ、小型ハードディスクなどを内蔵し、音楽を記録・再生できる携帯音楽再生機器を総称してこう呼びます。
ちなみにメモリーとは、カセットテープやMDのように音楽データを収録する媒体のことです
デジタルオーディオプレーヤーは、大きく3種類に分類されます。
@「内蔵フラッシュメモリー」
A「外部フラッシュメモリー」
B「内蔵ハードディスク」の3種類です。
@の「内蔵フラッシュメモリー」とは、デジタルオーディオプレーヤーの本体中にメモリが内蔵されているタイプで、軽量でとても小型、振動にも強いことが良い点です。
中でもUSBメモリータイプは、接続ケーブルを使用することなく、パソコンのUSBポートに差し込むだけでPCに収録されている音楽データと同期をする事が出来、ほとんどの機種がUSB2.0に対応していますので、転送速度も格段に速くなりました。
また、USBメモリとしての役割を兼ねているので、音楽データ以外のデータ保存をする事が出来るので出張や、外出時、ちょっとしたデータを持ち運ぶ際に役立ちます。
ただ、容量がハードディスクタイプに比べて少なく、値段も若干高いのが少し難点です。
Aの「外部フラッシュメモリー」とは、現在の携帯電話やデジタルカメラ、PDAなどの大半の機種に搭載可能な、SDカード、メモリースティック等外部記憶媒体を使用したタイプです。
外部フラッシュメモリーは軽量で小型、振動にも強く、デジタルカメラや携帯電話のメモリーカードと差し替えても使用可能です。
昨今携帯電話でも音楽再生が可能なので、記録されているファイルのタイプが同一であれば、メモリカードを差し替えてニーズにあわせて再生媒体を使い分ける事が可能です。
ただ、メモリカードそのものは別売りの場合が多い為、、大容量のものは値段が高いというのが難点です。
Bの「内蔵ハードディスク」とは、PCの記憶媒体と同様、円盤型のディスクの搭載されたハードディスクドライブが内蔵されており、大容量をとりこむことができ、値段も比較的割安です。
HDDタイプも最近では大容量かつ小型のHDDが開発され、軽量、コンパクトな本体の中に数十GBものデータ保存が可能になっています。
ただ、他のメモリープレイヤーと比べて大きく、重量があるというのが難点です。
また、デジタルオーディオは他にも
mp3プレーヤー、
携帯オーディオプレーヤー,
シリコンオーディオプレーヤー、
携帯音楽プレーヤー,
携帯デジタルオーディオプレーヤー,
デジタルミュージックプレーヤー,
携帯デジタルミュージックプレーヤー,
ポータブルオーディオプレーヤー,
ポータブルミュージックプレーヤー、
DAP
などなど・・・。
様々な呼び名がありますが、このデジタルオーディオプレーヤーの元々の始まりはCDをパソコンに取り込んでデスクトップオーディオとして聴く為に開発されたのがきっかけです。
しかし音楽ファイルのサイズはそのまま聞くにはとても大きいのです。
それを解決する方法として、ダウンロードした音楽ファイルを圧縮して聴くために「MP3」という圧縮形式が開発されました。
カセットテープのようにアナログコピーによる音質の劣化やテープの経年劣化はないし、圧縮技術の向上で音質もほぼCD並みに向上しているし、振動などの衝撃に強く(音飛びがしない)、CDやMDなどと同様、ランダムアクセスが可能なので、再生リストを作ったり一瞬で頭出ししたりすることができる。
また、テープやディスクを媒体に使うものは衝撃に弱く、サイズの小型化も一定以上には難しかったが、メモリカードを利用することでそうした欠点を克服し続けており、さらにデザインも様々、容量もユーザーのニーズに合わせて選べる為、一気に人気は加速されました。
1998年に最初のMP3プレーヤーが開発されました。
今日まで多種多様な携帯音楽プレーヤーが販売されて来ましたが、一般的にブレイクしたのはやはり2001年10月23日にアップルコンピュータ社から発売された初代iPodから始まったようです。
発売当初はPCとの同期が可能だったのはMacintoshのみ。
限られたユーザーのみがipodを利用していました。
しかし、第2期、第3期と次世代のシリーズがリリースされていくにつれ、Windowsユーザーでも利用できるようインターフェイスフリーのipodが発売されました。
さらに1曲150円からと非常に格安な音楽ファイルのダウンロード販売(オンライン配信)、iTMS(iチューンズ・ミュージックストア)が日本でスタート。
さらに小型軽量化(iPodmini・iPodshuffle等)モデルのリリースや有名アーティストとのコラボレーションモデルの発売など、日本人の飛びつきそうな(笑)販売戦略で爆発的な人気を得るようになりました。
もちろん日本の企業も黙っていません。
アップルコンピュータ社に追随すべく、でもソニーや東芝がデジタルオーディオプレーヤー市場に続々と有名企業が参戦しはじめました。
音楽ダウンロードの用途以外にも、記憶媒体として利用が出来、さらに持ち運びも便利なものであり、今後はMDプレーヤーに取って代わるものに間違い無いと思われます。
あなたもこの機会にデジタルオーディオプレイヤーを手にしてみてはいかがでしょうか?
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