mp3ってなに？

正式名称を【MPEG-1 Audio Layer3】といいまして、略してMP3と言います。

ご存知の方が多いと思いますが（えむぴーすりー）と読みます。
音楽CDのWAVと呼ばれる音声データや動画データを圧縮する規格のひとつです。
（厳密には異なりますが、上手く説明できないんで割愛させて頂きます（笑））

最近ではなぜだかデジタルオーディオを総称してmp3と呼んでいる方も多いですね（笑）
私もそうでした（爆）

MP3の最大の特徴！それはデータ圧縮率の高さにあります。

圧縮率によっては音楽CD並の音質を保ったままデータ量を約1/11(128kbps)に圧縮することができます。

これはJPEG画像と同様の不可逆圧縮といい、元のデータと全く同じ物ではありません。
若干、音質は劣化するのですが普通の人にはわからない程度です。
MDも同様の圧縮をされていますが気が付いている人は少ないと思います。

また、その逆に音質を犠牲にすればさらに高い圧縮率を得ることも出来るので、お手持ちのデジタルオーディオプレイヤーの容量で圧縮率を変えて多くの音楽ファイルを保存することも出来ます。
たとえば、パソコンに取り込んだ通常のWAVデータ（こちらも音楽ファイルの一種です）で650MBの巨大はデータ容量となりますが、MP3に圧縮することで約65MB(1/10〜1/12)で記録することができちゃうのです。

ちなみに、MP3で不可逆圧縮したデータをCD-Rに焼くと約200曲/枚ほど収録できちゃいます！（圧縮率により異なります）

ただし、MP3として圧縮したデータはそのままでは通常のオーディオプレイヤーでの再生はできません。
（最近はMP3再生可能オーディオがKENWOOD・SONY・AIWA・Panasonic等の主要オーディオ機器メーカーから発売されています）
また圧縮には専用のソフトも必要となります。

デジタルオーディオを利用する為にはこの音楽ファイル形式が、様々出てまいりますが、
あなたのニーズに合わせて、ファイルを使い分けると良いと思います。